有り難さ

我が家には今、オーストラリアから留学生がいます。
3週間の滞在で、子供達と同じ小学校に 2週間通いました。日本の給食が、震災のため無くなって少しガッカリしていましたが、 五年生のお友達がたくさん出来たこと、歩み（通知表）をもらったこと、たいへん喜んでいます。 日本食も大好きで、特にご飯がおいしすぎ～っと言いながら4膳おかわりしました～
食事の支度をしていると、「いいにおいがする～いつもありがとう～』と言ってくれたり、 こちらが気持ちの良くなることを行動でも言葉でも出来るなんて、、、すばらしい！！
彼女は息子は大の仲良し。お互い言いたいことを言っては大げんか。その後は大笑い。 10歳、11歳、12歳、にぎやかです＾＾
震災後、4日目に日本に来て、成田からの渋滞の高速道路の上で地震をはじめて経験し、 その後も余震で怖い思いをしていますが、たくさんのことを学んでいると思います。
放射能のこともあるし、彼女を預かっている以上責任もあるし、一時東京を離れようかとも 思いましたが、やはりこの地がいいです。

あの日、震災の日から空気が変わったと思います。 私も変わったと思います。 それは、死と隣り合わせなんだと思ったからです。 今までの生活が遠い昔の様に感じます。 少し、覚悟をしたからでしょうか、 ご飯が食べれること、お風呂に入れること、お布団にねれること、、、 有り難い毎日です。