背守りとは
sion sion gauseのじんべいには、今回『背守り』を
手刺しゅうにて施しました。
赤ちゃんの魔除けとして着物の背中に縫い取りをした『背守り』。
大人の着物は2枚合わせのため背中に縫い目がありますが、
子どもの着物は一枚で出来るので”縫い目”=”目がない”が無く、
背に縫い目の無い子どもの着物は背後から魔が忍び込むと
昭和の初め頃まで、”魔除け”として縫い取られていました。
子どもの健やかに育つようにと願う母の気持ちが込められ
一針、一針縫われていました。
縫い終わりの糸はたらしておくと魔除けになり、長いほど健全に育つと言われていたそうです。
sion sion gauzeでは、麻の葉の柄を一針一針手刺しゅうしました。
すくすくと育つようにと願いをこめて
お作りしました。
伊勢丹新宿店、三越日本橋店、三越銀座店にて
ぜひ、お手に取っていただけたら幸いです。